宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2020年08月28日

88佐賀明神丸が一週間の夏季休暇に

88佐賀明神丸が一週間の夏季休暇に
日中は気温が30℃以上になって、まだまだ残暑が続く気仙沼です。 皆さんも猛暑による疲れや夏バテがでてくる頃かと思いますので、体調管理などには十分に気を付けて、お仕事頑張ってください 晴れ

気仙沼港を基地に三陸沖で操業をおこなう50隻ほどのカツオ船団。 高知県や宮崎、三重の漁船が、春先の南側の水域でのカツオ漁から始まって、黒潮にのって北上するかつおを追っての操業です 音符

前半戦の水揚げ基地は千葉県の勝浦港を中心におこなわれ、今年は5月から気仙沼がメインの水揚げ基地となりました。 今年はびんちょうが例年以上に豊漁で、値段にも恵まれて各船ともに大きく水揚げ高をのばしたシーズン。 出だしの南方での伸び悩みから、びんちょう漁で一気に挽回しましたよね 花丸

そして7月からは生鮮かつおが水揚げの中心となり、勝栄丸ブログでもなんどもお伝えしてきたように、今年のカツオのサイズ組成は例年とは大きく違ったものになっていて、それが今も続いています 船

お盆前後に夏季休暇をとる各かつお船のなかで、いちばん最後に休暇に入るのが第88佐賀明神丸で、前半戦の最後を締めくくる航海を終え気仙沼魚市場に帰港しました。 船頭さんや乗組員の皆さん、ここまでの休みなく航海を重ねられほんとうにお疲れさまでした。 皆さんもホッとされたことでしょう icon12

水揚げを終えた本船は内湾のカメイ前岸壁へと横付けシフト。 すでに休暇に入っている83佐賀明神丸と並んで、そして勝倉漁業の第7勝栄丸と3隻で岸壁を150mほど占有したかたちでの係船です タイ

この半年間の船体の汚れを乗組員が総出での水洗いし、船内の片付けや帰郷の準備をおこなって。 一週間ほどの休暇中に帰郷せず気仙沼に残る船員のために近くのホテルを手配して、帰郷する船員は会社の車にて仙台空港まで送り届けて。 短期間の休暇ではありますが、休暇を楽しんできて下さい face02

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:47

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