宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2022年07月22日

佐賀明神丸2隻が久しぶりに気仙沼へ

佐賀明神丸2隻が久しぶりに気仙沼へ
先日までの不安定な天候が回復したかと思ったら、きょうは朝方から大雨の荒れ模様の天気。 週末には「かつおまつり」サミットが開催され、8月に入ると「みなとまつり」も予定されている気仙沼です ハッピ

今週にはいって新型コロナの感染者数が激増している宮城県内。 先日には仙台市内だけで1200名を超す新規感染者となって、気仙沼でも過去最多の76名が発表されるなど、緊張感が増しています 汗

気仙沼に係留している県外船でのクラスターの発表も相次いで、余程慎重に行動しなければと確認し合ったところ。 出港を控える123勝栄丸の乗組員の安全もしっかりと確保しなければなりません 船

今航海から乗船した新人船員くんの親御さん方も、13時間のロングドライブにて気仙沼入りして、出港前の新人君との久しぶりの再会の時間。 その前にワールドビジネスサテライトの特集を見て、本人が元気に働いている姿を確認したっていう話を聞いて、すごい話しだなと。 ほんと嬉しい話しですね 花丸

そうした今週の半ば、83佐賀明神丸と88佐賀明神丸が二隻そろって気仙沼に入港して、生鮮かつおの水揚げが行われました。 このところ勝浦中心の水揚げだったから、船頭さんや乗組員の皆さんとお会いするのもほんと久しぶりのこと。 順調に水揚げ金額をのばしているようで、今後も楽しみですね 親指

それにしても、今年は全般的にカツオの漁が薄くて、単価的にはそこそこの水準が保たれているので、まとまった漁獲があると大きく水揚げがのびる状況が続いているけど、各船の苦労が伝わってきます !

新聞報道によると、今年の一日当たりの漁獲量(CPUE)は5.31トンと、過去10年平均の5.51トンからすると「平年並み」の予測。 小笠原周辺の1.8㎏もののかつおがこれから北上し、終盤の10~11月頃には3㎏ほどに成長する見込みとの事で、中から大サイズのかつおが中心になるとの発表でした 新聞

いまのところ、7月20日現在の気仙沼の生鮮かつおの水揚げ量は4110トン。 昨年は13,193トンの水揚げがあったから、同時期の3分の1の数量になっていて、入港したカツオ船の船頭さんからは、鹿児島が全国一位になるどんでん返しがあるんじゃないなんて、冗談交じりに言ってたのも少し深刻ですね いかり

夏の盛りを迎える中で、カツオの群れも北上し、三陸沖が漁獲の中心となるなかで、各船の水揚げが順調にのびていくことを期待するこれからの時期。 安全な航海で大漁に恵まれますようお祈り致します face02

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Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:36

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