勝栄丸ブログ

東北地方もようやく梅雨明け宣言となって、夏空が戻ってきた今週の気仙沼です。　それでも先日までのような30℃をはるかに超えて35℃になるような気温ではなく、程よい暑さといったところでしょうか

昨年はびんちょうもかつおもサンマもすべて不振が続いた一年間で、気仙沼魚市場の水揚げも記録的な落ち込みとなったけれど、今年は漁期の出だしから好調を維持したまま夏漁本番を迎えています

一本釣り漁船によるびんちょう漁は、昨年は数トンレベルでほとんど水揚げがなかったけれど、今年は5月6月と豊漁に恵まれて高単価を維持。　各船ともにここまで大きく水揚げ高をのばしています



そして7月に入りびんちょう漁が下火になると、こんどは生鮮かつおが釣れはじめ、連日の大量水揚げに魚市場の職員も早朝から大忙しの日々。　市場職員や関係者の皆さん、本当に毎日ご苦労様です

昨日も88佐賀明神丸さんと23佐賀明神丸さんが入港して、両船も含めて市場全体の水揚げ数量は500トン超にもなって、炎天下の岸壁では乗組員の皆さんが汗だくになりながらの水揚げ作業です

こうした好漁が続いてくれることは本当に嬉しいことですが、乗組員の皆さんだけではなく市場職員も疲れが溜まってきているので、事故や怪我などに十分注意して、盛漁期を乗り切っていきましょう

特にこのところは水揚げされるかつおの身質が素晴らしくて、脂のりも見られてとっても美味しいですね。　魚市場の入札サンプルを見ていても食べたくなってしまいます。　気仙沼のかつおを食べて下さい

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