2024年01月16日
まぐろの値決め前に末廣鮨のちらし
小正月の恒例行事、御崎神社の例大祭にてこの一年間の航海安全と大漁を祈念した週末。 唐桑半島の先端に位置する御崎神社は毎年のことながらこの時期はかなりの冷え込みとなっていました
参道には縁起物のはじき猿や大漁船を並べた出店がずらり出店していて、例年通りに勝栄丸乗組員のご家族が作製しているはじき猿を購入。 今年の厄や災いをはじき去ってほしいなと思います
そうした年始の行事に出向いたあと、今年最初の勝栄丸のまぐろの水揚げのために静岡県清水港へと移動。 年末年始は新幹線もそうとう混み合っていたみたいですが、今週は乗客も少なめでした
第1勝栄丸が北東大西洋で漁獲した本鮪を、カナリア諸島のラスパルマス港にて超低温冷凍コンテナに転載し清水港まで運んできました。 1本のコンテナで約23トン程のまぐろが輸送できるんです
小型の冷凍機によってマイナス60℃の温度帯が保持されるコンテナのシステム。 通常の冷凍コンテナはマイナス30℃ほどで、冷凍まぐろを輸送するのにはマイナス60℃の超低温の温度帯が必須
そうした超低温冷凍コンテナの水揚げを前にしての値決め交渉。 清水の事務所でいまの状況を確認しながら値決めに向けた打合せをおこない、末廣鮨のちらし寿司を食べての腹ごしらえでした
末廣鮨は清水港の老舗お寿司屋さんで、お店で食事をするとけっこうお値段も高いお店ですが、届けてくれる出前のちらしはとてもリーズナブルなお値段。 だけれどもネタは最高でとっても美味しい
なかなか厳しい状況が続いていますが、取引先の皆さんとしっかりと話し合いをおこなって、今年の冷凍まぐろの取引をスタートさせたいと思います。 今年最初の末廣鮨のちらし寿司ごちそうさまでした
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Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:05