勝栄丸ブログ

12月も最終週となって、年末を迎える準備に慌ただしい感じの勝倉漁業です。　それにしてもここにきての寒さはけっこうなもの、朝方は車の窓が凍りついているので、暖気しながらの一日のスタートです

28年連続で生鮮かつお水揚げ日本一となった今年の気仙沼港。　水揚げ数量は32,000トンを超え、シーズンを通じてかつおの身質もよく、漁場が北側に集中したこともあって脂のりも上々の年でしたね

そのかつおシーズンもすでに終了して、ほとんどのかつお船がそれぞれの母港へと帰っていったなかで、気仙沼のみらい造船にて船体や機器類の整備をおこなう船がここ数年だいぶ多くなってきました

先日にはドック工事を終えた88佐賀明神丸さんが下架し、港町のお魚いちば前の岸壁に横付け係船。　まだ残る機関の整備がおこなわれ、年明けの回航まで各業者が本船に出入りしての作業です

そして次は三重県の第23長久丸さんが上架となって、港町岸壁から作業艇に曳航されてドックへと移動。　勝倉漁業のスタッフと一緒に本船の上架に立ち会ってきました。　今回もお世話になります

シップリフトにすすみダイバーによる船台位置の確認後、徐々にせり上がってくる船体。　喫水下の状態や船体まわりを目視でチェック。　艤装岸壁では第3明神丸さんの新船建造がすすめられていました

これから年明けにかけてすすめられる23長久丸さんのドック工事。　年末年始の休暇もはさむ日程となりますが、くれぐれも安全第一にしっかりとした施工となるように、各業者の皆さんよろしくお願いします

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