2015年04月02日
最新機器での板厚計測
気温がぐんぐん上がって春のような気候となった気仙沼港。 望洋下の岸壁に係船中の28勝栄丸で船体外板の板厚チェックが行われました。 忙しいところ取引先から作業艇をだしていただきました
オリンパス社製の板厚計測器を携えた検査員が作業艇に乗り込みます。 昔は塗装をはがさないと鉄板の厚さを測定することができなかったそうですが、今の最新機器は、塗装面の上からでも鉄板の厚さを正確に計測できるんだからスゴイ
作業艇を徐々に移動しながら、本船の周囲をぐるっとと一周。 外板展開図を確認しながら慎重に計測してデータをとっていきます。 もうかれこれ25年ほどの船齢の船ですが、鉄板の厚さは新船当時とほぼ一緒の結果が。 新船同様って事ですかね! さすがは日本の遠洋まぐろ船です
それにしても天候に恵まれてよかったです。 こういう海上での作業では、風がふいたり雨が降ったりすると作業性がぐんとダウンして、作業にあたる人たちも大変ですからね
最新機器による船体のチェックが無事終わり安全性の確認ができました。 遠くから出張してきていただいた検査員の皆さま、本当にご苦労様でした。 これで一歩、今後に向けて確実に前進した感じです
Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:05