2015年10月29日
三陸沖の戻りガツオ終漁
このところ急激に気温が下がってきた気仙沼。 きょうは比較的風も穏やかで、肌寒いながらもまずまずの天気です。 それでも三陸沖の漁場は連日時化続きで水温も下がってしまったみたいで、戻ガツオを狙って最後まで残っていた船団もどうやらあきらめて漁の切り上げ体制となった模様
昨晩気仙沼港に入港した123佐賀明神丸さんも、月曜日に出港してカツオの群れを探索していましたが、全く見つからなかったことで、今シーズンの操業を終える決断をしたとの事
朝には僚船に挨拶を終えると、母港の静岡県焼津港に向け出港となりました。 魚市場の岸壁には勝倉漁業のスタッフそして取引先の皆さんが勢ぞろいしてのお見送り。 今年も本当にお世話になりました
同じく気仙沼に入港していた三重県の23長久丸さんも南の漁場へと明日出港との事。 これで今年の三陸沖でのカツオ漁はすべて終了という事になりました。 例年に比べて最も少ない水揚げ量でしたが、カツオやビンチョウの単価が高かったことで、昨日の勝栄丸ブログでもお伝えしたとおり漁船側にとってはいい結果のシーズンだったのではないかと思います
来年は早いタイミングでカツオが北上したくさんカツオが釣れますように、そしてここ2年間のような10月に終わってしまうんじゃなくて、11月までは釣らせてほしいなと心底思います。 三陸沖でカツオの群れと連日格闘した全国のかつお漁船の乗組員のみなさん、本当にお疲れさまでした m(__)m
また来年も、気仙沼の関係者一同、みなさんが来るのを楽しみにお待ちしております
今年のかつおシーズンも終わってみるとあっという間だったような気がしますね。 今まで岸壁を埋め尽くしていた船が急にいなくなるととても寂しい感じです。 やっぱり気仙沼は船があってこその港町ですね
Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:13