宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2018年11月07日

クロマグロ漁を終え中部大西洋へ


毎年この時期に北大西洋のアイルランド沖で展開される遠洋まぐろ延縄漁船によるクロマグロ漁。 勝倉漁業の第1勝栄丸と第7勝栄丸も漁獲の割り当てを受けて順調な操業をおこないました クラッカー

かつて大西洋クロマグロは、乱獲の影響などでその資源量を大きく減少させた期間がありました。 大西洋のマグロ類を管理するICCATでは漁獲枠の大幅削減が決議され、環境保護を第一に考える国からはワシントン条約の付属書掲載へという動きにまでなって、加盟国全体で資源回復に取組んできました タイ

産卵域であるメキシコ湾でのクロマグロ禁漁はもちろんの事、地中海沿での産卵期の漁獲規制導入、30㎏未満の小型魚の漁獲禁止、日本船の個別割当導入など、すべての国が痛みを分かち合って、資源回復に向けて努力してきた結果、大西洋クロマグロ資源量は劇的に回復し、増枠の決議となって icon14

最もクロマグロに脂がのる10月から11月にかけて、日本漁船30数隻がアイルランド沖の漁場に出漁しては、旬のクロマグロを漁獲する。 その平均目廻りが150㎏ほどともなる素晴らしい魚体です 花丸

二隻の勝栄丸も、カナリア諸島の基地・ラスパルマス港で補給をおこなったのち約一週間の航行にて漁場到着。 決められた漁獲上限に向けて毎日順調な操業を重ね、先日無事にミッションをクリアーして、中部大西洋の漁場へと移動となりました。 乗組員の皆さん、クロマグロの操業本当にお疲れ様でした 親指

気仙沼のほかの漁業会社の所有船も、クロマグロ漁をすべて終え、南下航行中とのこと。 今年のアイルランド沖は例年に比べて時化の日が多く、操業も相当にたいへんだったのではないかと思います 雪

沖からの情報によりますと、今年のクロマグロはいくぶん小ぶりではあるけれど、脂ののりは例年以上で抜群の品質の模様。 12月以降には国内に搬入されるので、水揚げを楽しみに待ちたいと思います 船

今年の大西洋クロマグロ漁も無事終わりました。 引き続き中部大西洋での操業に期待しましょう face02

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 12:03

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