2011年05月31日
新判断 絶滅危惧種ではない
(大西洋クロマグロの水揚げ)
米政府が5月27日、「大西洋クロマグロについて米国絶滅危惧種法の対象種には値しない」との判断を下したと発表しました。
5月31日の水産経済新聞の記事をご覧下さい。
https://www.sugarsync.com/pf/D6802770_656_0461288
米国はこれまで大西洋クロマグロの資源悪化を懸念し、CTES(ワシントン条約)会議での絶滅危惧種指定に賛成してきた経緯があります。
今後について米国は、大西洋クロマグロの東西および地中海系群の資源は、資源状態が懸念される種で、引き続き監視が必要な種であると指定したものの、米国が新判断を下したことで、実際の操業で大幅な資源回復のデータがでている大西洋クロマグロのICCATにおける漁獲枠の決定にも大きな影響を与えそう
来年のICCAT年次会合で東大西洋の漁獲枠が議論されることになっていますが、米の方針転換で増枠の可能性も出てきたのかなと考えてしまいましたが、そんなに甘くはないのでしょうね
来年3月のCITES会議にモナコが昨年のリベンジを計画しているとか。 しかし今回の米国の決定は、このような動きにたいして、大きな牽制になりそうです
米政府が5月27日、「大西洋クロマグロについて米国絶滅危惧種法の対象種には値しない」との判断を下したと発表しました。
5月31日の水産経済新聞の記事をご覧下さい。
https://www.sugarsync.com/pf/D6802770_656_0461288
米国はこれまで大西洋クロマグロの資源悪化を懸念し、CTES(ワシントン条約)会議での絶滅危惧種指定に賛成してきた経緯があります。
今後について米国は、大西洋クロマグロの東西および地中海系群の資源は、資源状態が懸念される種で、引き続き監視が必要な種であると指定したものの、米国が新判断を下したことで、実際の操業で大幅な資源回復のデータがでている大西洋クロマグロのICCATにおける漁獲枠の決定にも大きな影響を与えそう
来年のICCAT年次会合で東大西洋の漁獲枠が議論されることになっていますが、米の方針転換で増枠の可能性も出てきたのかなと考えてしまいましたが、そんなに甘くはないのでしょうね
来年3月のCITES会議にモナコが昨年のリベンジを計画しているとか。 しかし今回の米国の決定は、このような動きにたいして、大きな牽制になりそうです
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
09:56