2011年06月28日
かつお水揚再開!
3.11の東日本大震災から3ヶ月半
震災後初の待ちに待った鰹の水揚げが気仙沼魚市場でおこなわれました
一番船で入港したのは 巻網漁船 大師丸船団 の運搬船 31大師丸。 昨日、北緯36度 東経143度 の海域で漁獲し、漁場から10時間航行しての気仙沼入港だそうです。
大勢の市場関係者、マスコミの皆さんが見守るなか、朝5時半から水揚開始。
大師丸から水揚げされた鰹は、魚市場職員の手によって選別され、氷水で満たされたタンクに投入されていきます。久々の水揚げとあって、市場職員もみんな笑顔・笑顔です。
取材を受ける菅原市長 挨拶する佐藤組合長
菅原茂市長も初入港のお祝いに駆けつけました。
気仙沼市長、漁協の組合長はテレビ局、新聞社の取材で大忙しのご様子でした。
初入港を祝うセレモニーもおこなわれ、大師丸の船頭さんに記念品の贈呈。
大師丸船頭さんは 「今日、大師丸が1番船で水揚した。これをきっかけとして、気仙沼魚市場にどんどん鰹が水揚されることを期待したい」と挨拶されました。
気仙沼魚市場に久々の活気が戻りました。やはり、漁船が入港して、たくさん魚が水揚げされることが、気仙沼の復興には一番大切なのですね。
後続船が次々に気仙沼の港に戻ってくることを期待しています。
今日水揚された鰹は全部で 45.3トン 2,815万円の水揚 1キロあたり621円 でした。
3kgもので2,880円というご祝儀相場も
お祭り騒ぎのような朝でした。
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
12:02