宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2019年01月08日

気仙沼漁業協同組合の新年懇親会


お正月も明けて、気仙沼魚市場の初売りの式典で新年の営業が開始された気仙沼の水産物取り扱い。 正月明けの魚市場は、近海まぐろ延縄漁船によるメカジキ中心の水揚げとなっています 船

これからの時期は巻き網漁船による寒サバの水揚げが期待され、3月になるとイサダ漁がシーズンイン。 そして5月以降は近海かつお一本釣り漁船によるビンチョウやカツオの水揚げ、そして8月以降はサンマの水揚げが加わってくる。 多種多様な魚種の取り扱いが気仙沼魚市場の特徴とも言えます 花丸

気仙沼の魚市場を運営する気仙沼漁業協同組合の毎年恒例となっている新年懇親会が市内のホテルを会場に昨日おこなわれ、気仙沼漁協の理事として出席してきました。 約150名ものお客様です クラッカー

気仙沼魚市場の昨年の実績は数量で82,500トン、金額で198億4000万円と200億円にもう一歩。 数量金額とも前年を大きく上回る実績で、各市場が取扱高の前年割れが多いなかで、気仙沼魚市場は大いに健闘したといえるでしょう。 これも一重に気仙沼に水揚げしていただく全国の数多くの漁船、そして気仙沼の水産関係者のご尽力の賜物であり心から感謝したいとの組合長の挨拶がありました スーツ

今年は高度衛生管理型の新市場棟が春に完成し供用開始となる。 三陸縦貫道の延伸や大島大橋の開通なども予定されているから、気仙沼の水産物をさらに多くの皆さまにお届けするチャンスも広がってくるんだと思います。 今年も関係者の皆さん、どうぞ宜しくお願い致します キラキラ

生鮮かつおの水揚げでは23年連続日本一を目指す年になりますが、三陸沖へのカツオ来遊量の減少傾向が危惧されるところ。 そしてサンマ漁については、例年8月の解禁日を前倒しして、5月からの公海操業を予定しているので、今年のサンマの漁獲や流通がどのようになってくるのか注目ですね 音符

気仙沼漁業協同組合の新年懇親会ではたくさんの関係者とご挨拶をすることができてすごく有意義な会合でした。 準備いただきました漁協職員の皆さんもほんとうにご苦労様でした。 今年もよろしくです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:22