勝栄丸ブログ

以前から勝栄丸ブログでもお伝えしてきた廃漁網やナイロンテグスをリサイクルしていくという取り組み。　気仙沼のベンチャー企業「amu(株)」がおこなっている事業がだんだんと軌道に乗りつつあります

海洋プラスチックごみ問題が大きく取り上げられる時代になって、気仙沼でも市長が中心となってプラごみの削減に向けての協議会が開催され、私も委員としてその会議にこれまで出席してきました

陸上起源の海洋プラスチックごみが全体の９割以上を占める状況の中ではありますが、私たちがおこなっている遠洋漁業、そして気仙沼の沿岸でおこなわれている養殖や小型船での漁業についても、海に流出したごみの回収をいかに進めていくかなどについて、様々な対策をおこなってきたところです

遠洋漁業界でもこのプラスチックをはじめとした海洋ごみ問題を重大に考え、延縄漁船で使い古したナイロンテグス類を帰港時などに陸揚げしてはいましたが、その処分にも費用がかかることもあって各社の悩みのひとつにもなっていたところにamu(株)の加藤代表からの廃漁網リサイクル提案があって

北かつ組合の理事会でも事業全体のプレゼンテーションをして頂き、所属船全体でこのリサイクル事業に協力していきましょうと全会一致で決定。　勝倉漁業でも倉庫に山積みになっていたナイロンテグスをamuさんに提供。　チップから繊維に、そしてジャケットや生地としての試作品が先日披露されたばかり

気仙沼市長にも進捗状況を報告して、その様子についても勝栄丸ブログに掲載しましたよね。　そのあと新聞、テレビなど各メディアにも取り上げられて、その活動の認知度も上がってきたところに、今回はクラウドファンディング開始との連絡があって、勝栄丸ブログをご覧の皆さまにもお伝えしたいと思います

詳細については以下のFacebookページをご覧ください https://www.facebook.com/100009623388436/posts/pfbid0ZekvCkrhXBki1vUGH7yPfjJd12fDKChWHQPuaTxGiJcCoEK76STGDwtzmkKP4iwdl/?d=n

これからもamu(株)による漁具・漁網のリサイクル事業を気仙沼の漁業界で後押ししていきたいと思います。　こうした環境に対する意識が、漁業界全体に広がっていくといいですね。　ぜひ頑張って下さい

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【 乗組員募集のお知らせ 】
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● 0226-23-8530 （漁撈部長 畠山、営業部長 勝倉知之） http://www.katsukura.co.jp/