宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2012年08月05日

絵に描いた餅

(小野寺五典衆議院議員)


気仙沼の水産加工施設等の集積地が漁港区域拡大エリアに指定され、先日ようやく国の公共予算による土地の嵩上げ等の工事が始まりました。

土地の嵩上げが完了するのは来年(H25)秋の予定。土地の嵩上げ後に水産加工場や冷蔵庫、漁港関連の施設の建設が行われる予定で計画されています。。。 しかし・・・

施設の復旧には経産省のグループ事業予算などが使われることで内示を得てはいますが、この予算はH23年度の補正予算。1年しか繰り越せないという。 ん? 土地の整備が終わるのは来年秋なのに、来年春までに施設復旧? どうやって? 使えない予算? 

ちょっと、おかしくはないですか??? これでは絵に描いた餅ではないでしょうか。
いったん予算付けされたものが取り上げられるってことですかねえ。

国の事業でおこなう土地の嵩上げが遅れているために、その土地に設備する工場等への補助金が使えなくなる・・・こういう震災復興の予算は弾力的に執行されるべきだと思うんですが。

みなさんどう思いますか


宮城6区選出の小野寺五典衆議院議員(自民党)が農林水産員会で質問し明らかになりました。
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=42042&media_type=wb

これは、、、問題です。  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 13:06