宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2022年11月24日

北かつ組合理事会で国際問題を議論

北かつ組合理事会で国際問題を議論
今週は勤労感謝の日の祝日を挟んでの一週間ですが、これまでに溜まったお仕事がいろいろとあって、なかなかゆっくり休んでもいられない状況。 祝日もひっそりとした事務所での残務整理となりました タイ

このとことろは一段と気温が低くなってきて、紅葉の時期を過ぎてすっかり冬を迎える準備となっている気仙沼。 旋網船やサンマ船、帰港したまぐろ船や切上げのかつお船などで、港内の岸壁はぎっしり いかり

12月1日からは港町岸壁の一部を、来年漁期前まで半年以上中期係船するサンマ船専用とし準備をすすめてはいるものの、今の岸壁利用状況が続いたらいったいどうなってしまうのかとヒヤヒヤな状況 汗

旋網船やサンマ船の動きに関しては天候次第というところも多分にあるので、このまま状況を見守っていくしかないと腹をくくって、各漁船や関係業者のご理解とご協力を頂きながら進めていこうと思います 船

そうした中で、北かつ組合の理事会が開催されて、事務局と協議して準備した資料にそっての議事進行。 北かつ組合の理事の方々も、スケジュールを調整して最大限のメンバーに出席して頂きました camera

いまパナマで開催されているワシントン条約第19回締約国会議の中間報告が入ってきて、ヨシキリザメを含むメジロザメ科のサメ類54種を一括して附属書Ⅱに掲載するパナマ等からの提案について第1委員会にて審議・採決が行われ、有効投票数の3分の2で可決してしまったとの衝撃的な情報でした !

今後は、このあとの24日から開催される本会合において第1小委員会の結果の承認の是非について協議される予定との事。 仮にこの結果が本会合で承認される場合、日本としてはヨシキリザメ等の掲載に「留保」し、必要な対応をとる予定としていますが、近海船も含め混乱は避けられそうにありません ブック

北かつ理事会にて、こうした議題も含めて約2時間半の協議。 各海域にて漁をおこなう遠洋かつお・まぐろ漁船の運航に無用なトラブルや混乱などが生じないよう、精一杯の対応をしていきたいと思います face06

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Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:04

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