勝栄丸ブログ

先日までの曇り空から、今週に入ると真夏の日差しとなってきた気仙沼です。　東北地方南部が梅雨明けしたとの発表もあって、やっぱり梅雨が明けてたのかと。　体調管理に心がけてがんばりましょう

例年ですと8月20日に解禁となる大型棒受け網漁船によるサンマ漁ですが、今年は10日間早めて8月10日が解禁日。　気仙沼港では8月8日の9時半から、一斉出船送りのセレモニーが執り行われます

コの字岸壁と港町岸壁の両方がその会場となるみたいで、実行委員の皆さんに当日の段取りなどを確認しなくちゃと、出船送りの案内文を見ながら思いました。　いよいよサンマ漁が始まりますね

ここ数年間、かつてないほどの不漁に見舞われているサンマの漁獲量。　一昨年よりは少し回復したとはいえ昨年もほんとうに少ない漁獲量となって、今季のサンマ漁への期待度が高まってきています

そうしたタイミングで気仙沼で開催されたのが漁業情報サービスセンター（JAFIC）主催による意見交換会です。　毎年早い時期から公海上の広い海域を表層トロールにて調査をおこないその結果発表

示された予測結果によると、今季のサンマ来遊量は昨年と同じく低水準とのことで、漁獲物に占める1歳魚の割合は昨年並みで、80～100g台が主体となる。　漁期の前半は1歳魚主体で90～110ｇ台

もうすでに公海漁場でサンマ漁をおこなっている外国船の情報でも、昨年よりもさらに小さいサイズ組成になっているみたいなので、調査結果を裏付ける内容かと。　数量もそうですが、サイズですよね

配布された資料を見ると昨年よりも期待できそうなデータですが、全体的に0歳魚の割合が多いのが気になりますね。　あとは実際の操業で、この予測を覆すような魚群の来遊があることを期待しています

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