2025年05月10日
遠洋漁船の今後の衛星通信について議論

どことなく湿度の感じられる天候となって、だんだんと梅雨の気配も感じられる今週末の気仙沼です。 雨が降ったり晴れたりと天気が安定しないけれど、今週はずっと屋内でのお仕事が続いています

先日おこなった新規プロジェクトの打合せでは、新たに開発中のソフトウェアのデモンストレーションや無線機器・航海計器などのお話しと合わせて最新の衛星通信機器についての議論にも話が及んで

インマルサット衛星通信を中心に、遠洋航海をおこなう漁船での通信がこれまでおこなわれてきましたが、新たにSpaceX社のStarlinkやAmazon社のProject Kuiper、OneWebなどが登場してきて

多数の小型衛星を低軌道に打ち上げることで、従来の静止衛星よりも大幅に高速で遅延の少ない通信が可能になる。 これまでの衛星通信が今後飛躍的に向上していくことが予想されています

これまでのインマルサット衛星通信から今後どのような方向に向かっていくのか、いろいろ選択肢がでてくる中で遠洋まぐろ漁船の通信環境を模索していく事になるので、こうした情報交換は重要ですね

日本ではまだサービスが解禁されていないものもあって、漁船でのStarlinkの導入がすすめられて入るけれどもこれが最終回答ではないのかも。 安定した高速通信をより安くできることが求められます

日々進化する衛星通信の世界。 陸上の通信インフラを補完する役割だけではなく、海上での用途も意識したサービスの拡充を大いに期待しています。 遠洋漁船で使用する衛星通信の今後が楽しみです

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Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:36