2016年02月22日
冷凍マグロの加工作業
インド洋から帰港した88勝栄丸が気仙沼に持ち帰ってきたメバチマグロやメカジキを母港・気仙沼で水揚げし、陸上の冷蔵庫にいったん保管していたものを加工してみることになりました
いつもお世話になっている加工場で冷凍マグロを裁断するバンドソーを使っての作業。 超低温のマイナス60℃で凍っている冷凍マグロの加工にはこのバンドソーが必ず必要なんです
パレットに入れて保管していたものをフォークリフトで運んできます。 まずはメバチマグロから切っていく事にしますか。 バンドソーの電源をオンにすると、裁断する刃の部分が回転しはじめます。 この作業はとても危険なので素人がするのはとてもあぶない。 間違っても手を出さないようにしなくてはいけません
メバチマグロを横にして、バンドソーの前に置いて。 まずは頭の部分を切断し、そして次に四つ割の状態に。 そして部位ごとにブロック状に加工していくんです。 量販店などではサク状に加工された冷凍マグロが販売されていますが、今回は歩留まり良く仕上げるためにブロック状にとどめます
大きなメバチマグロやメカジキが次々とブロック状に加工されていき、スタッフの手によって仕分け・計量がおこなわれました。 作業時間的には数時間程でしょうか。 いつもお世話になっている冷蔵庫の皆さんのご協力によってスムーズに作業が進み、ほんとうにお世話様でした
清水の水揚げの際に選別したものの、どんな品質のマグロなのか食べてみなくちゃお勧めできないので、サンプルを会社に持ち帰っては解凍してみることに。 スタッフと共に試食してみようと思います
88勝栄丸が母港水揚げした冷凍マグロの加工作業。 皆さんお疲れさまでした
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
09:00