2022年09月02日
生鮮かつおの漁場が依然として遠く

朝方は半袖では肌寒いくらいの気温だったけど、日中になると湿度の多いむし暑さも感じるような天候となっている週末の気仙沼です。 台風11号の動向も気になるところ、引き続き頑張っていきましょう

今週は比較的、生鮮かつおの水揚げ量がまとまった気仙沼ですが、まとまったといっても多くて100トン水準なので、例年に比べるとほんと少ない数量が続いています。 近場にまったくカツオがいません

漁場は2昼夜ほど沖合いの東経150度以東。 サメ付きの群れがほとんどのようで、潮の流れもものすごく早いみたいで、カツオのなぶらが移動してしまって、なかなかまとまった漁獲に繋がらないと





その中でも、きょうは23長久丸さんと安市丸さん、どちらも三重県船籍のカツオ船に入港していただいての早朝からの水揚げでした。 依然としてかつおのサイズはいずれのロットも特大中心の組成

気仙沼港ではここまで合計で6500トンほどカツオが水揚げされ平均単価は435円。 昨年に比べて数量で27%、単価は244%となっており、今年の数量減、単価高が数字でも確認する事ができました

房州勝浦港との数量の差が約1000トンほどあるので、いまの数量では逆転するのに一ヶ月はかかるんじゃないかと。 なんとかこの9月、各船の漁獲に期待して、26年連続日本一を達成したいもの

23長久丸さんと安市丸さんには、これから数か月の残りの期間を、安全航海にて好漁に恵まれますようにと願い、陸上からサポートさせて頂きます。 次の航海も頑張ってきて下さい。 引き続き宜しくです

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Posted by 勝倉漁業株式会社 at
10:51