宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2013年01月22日

見事な本鮪がずらり

見事な本鮪がずらり
ここは静岡県・清水の東洋冷蔵第二冷蔵庫 ビル2

勝倉漁業の第7勝栄丸が昨年秋に北大西洋のアイルランド沖で漁獲した本鮪の水揚げです。
コンテナの封印を切って、扉を開けると、コンテナのなかは巨大な本鮪がぎっしり積まれていました 親指

見事な本鮪がずらり
1本が150㎏程もある本鮪が続々とコンテナから引き出されていきます。 東洋冷蔵の担当者が、マグロの魚体を選別包丁でブスッと刺して、脂ののり具合や身質を1本1本確認していきます。

次々と検品される見事な本鮪。 脂ののり具合、身質ともに最高の本鮪です。 正月の1億5000万円のマグロよりこっちの本鮪のほうがいいんじゃないかとの声もちらほらとあがる程。

見事な本鮪がずらり
それにしても北大西洋の本鮪の資源量は確実に大幅に増えて、安定してきてますねえ。 ICCATの管理強化と日本などの漁業者の努力の結果だと思います。 そろそろ漁獲枠を大幅に増やしてもいいんじゃないでしょうか 船

この良好な資源状況が何年も続いているのにしっかりと解析できない、大幅増枠の声をあげられないICCATの科学者はなんなんでしょうかねえ。 あまりにも保険に保険をかけたような委員会への勧告ばかり。

1日も早くもっとたくさんの漁獲枠が割り当てられて、出漁全船が十分な操業ができるように、今年のICCATでの大幅な漁獲枠UPに向けて業界全体でアプローチしていきましょう!
Posted by 勝倉漁業株式会社 at 17:13

削除
見事な本鮪がずらり