2015年01月23日
木戸浦造船から下架に

約一年間の長期航海から気仙沼に帰港した88勝栄丸が、次の航海に向けての船体整備を先週から木戸浦造船でおこなっていました。 約10日間のドックで、インド洋の荒波を乗り越えてマグロと格闘し続けた船体も、気仙沼の業者の手によってすっかりきれいになって。 本当にお世話様でした

防汚性能のあるブラウンに塗り分けられた箇所には船底塗料が、そして真っ白く塗られた範囲は違う性能のペンキが塗装されているんです。 少しでも燃費よく航行するために研究されれているこういう技術って日進月歩ですね

あいにくの小雨模様の天気の中、木戸浦造船でのドック作業を終えて本船が再び海へと戻ります。 船が固定されていたワイヤーがゆっくりと送り出されると、徐々に船体が海面へと近づいていき、30分ほどで完全に浮上しました

そして木戸浦造船の作業艇に曳航されながら、港町アベキ前の岸壁に縦付け完了。 ちょうど当日は釜石の18欣栄丸さんの下架と重なって、時間が前後しての接岸作業でしたが、お互いの船・スタッフ同士が協力し合いながらのスムーズな接岸作業でした

まだ本船の出港予定は決まっていないので、乗組員のみなさんはしばらくの休暇ですね。 ゆっくりと日本での時間を過ごしていただきたいと思います。 温泉なんかもいいかもしれませんね

88勝栄丸の下架作業、乗組員のみなさんや勝倉漁業の陸上スタッフそして関係者の皆さん、寒いなかほんとうにご苦労様でした。 くれぐれも風邪をひきませんように

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:29