2018年03月07日
三崎漁港でのマグロ協議会

神奈川県三浦半島の最南端に位置する三崎港。 昔からマグロの街として有名な港町です。 かつては60隻以上ものマグロ船がし在籍して入港船も多く、冷凍マグロの水揚げで賑わった港ですね

その三崎港の活性化に向けての協議会が開催され、私にもお呼びがかかって協議会に参加してきました。 冷凍マグロの水揚げ基地は、いまは清水と焼津が主体ながらも、ここ三崎港にも元気になってもらうことが、日本のマグロ業界全体の活性化につながると信じ、こころよく協力する事に

三崎魚市場の二つの荷受会社の幹部の面々、買受人の組合代表者、日かつ漁協や金融機関、そして私たち遠洋まぐろ漁業者。 三浦市長自ら歓迎の挨拶を述べに来たていただいて感激です

協議会に臨むにあたり、自分なりに真剣に考えてメモにまとめて。 ここまで言っていいのかなとも思ったけれど、本音で話し合うことが改革への第一歩と信じ、率直な意見を述べさせていただきました





課題を克服し目標を達成するのはとても大変ですが、協議会で出たさまざまな意見や提案をもとに三崎の皆さんで検討を重ね、三崎からマグロ業界を改革するんだとの意気込みで頑張ってほしいです

いまは三崎漁港でのマグロの水揚げは少ないけれど、清水や焼津を中心とした保管基地から日々たくさんの冷凍マグロが陸送され上場販売されいて、当日の上場数はメバチマグロが約400本

朝8時のセリ開始前には、たくさんの仲買さんがセリ場に集まっては一本一本真剣に品質を見定めて値段の下付けする光景がありました。 日本船や台湾船、太平洋西経漁場やインド洋、大西洋など

ロットごとに販売されてくシステムで、値段を書いた札を入札場に提出して、最高値の業者が競り落とす形。 尾の断面を見ただけで、そのマグロの品質が良く分かる。 脂ののり、鮮度、赤身の色などを判断して値付けをしていくんです。 もうすぐ完成する新しいセリ場では電光掲示板になるそうです

約20年ぶりに訪れた三崎港で、たくさんの皆さんにお会いしてお話しすることができました。 協議会に参加された皆さん、いろいろとお世話様でした。 これを機会にこれからどうぞ宜しくお願い致します

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:44