2021年12月12日
ミンデロ港にて冷凍運搬船へマグロ転載

12月も中旬となって、今年あと残すところ20日ばかりになってきました。 そろそろ新年を迎える準備も頭に入れつつ、今年の締めくくりをしっかりとしていきたいもの。 まだまだ頑張らなくちゃなりません

今週末になって、8月から操業をおこなってきたサンマ船が漁を切り上げて係船態勢に入る船が一気に多くなってきて、魚市場や商港岸壁などにずらりと横付けして艤装解除する光景が見られます

この時期の風物詩と言えばそうですが、三陸新報一面にもサンマ船の長期係船についての記事がのっていて、私のコメントも紹介されていましたが、気仙沼港全体としては最大限の配慮をもってサンマ船の係船を迎える準備をしているので、ぜひとも混乱なく決まったルール通りに対応してもらいたいもの

非稼働船を含めて30隻にもなる気仙沼港へのサンマ船の長期係船問題をいかに改善していくのか、サンマ船の業界内でもオフシーズンに真剣に協議して、徐々にでも改善していってほしいと思います

勝倉漁業が運航する遠洋まぐろ延縄漁船勝栄丸各船はそれぞれの漁場で順調に漁獲を重ね、第123勝栄丸はまもなくインド洋での操業を切り上げて帰途航に入る予定となっていて、年明けの1月4日には静岡県清水港に入港する予定となっています。 あと一週間ほどの操業、ラストスパートですね

中部大西洋漁場では、第1勝栄丸と第127勝栄丸が今航海の折り返し地点となって、最寄りのカーボベルデ共和国ミンデロ港にて冷凍運搬船にマグロ類の転載をおこないました。 北東大西洋アイルランド沖で漁獲したクロマグロは洋上転載が認められていないので、各船ともに港内での転載です

漁場からミンデロ港まで約3日ほどの距離。 往復約一週間をかけてミンデロ港での転載にあたり、クロマグロやメバチマグロなど漁艙内の漁獲物をぜんぶ運搬船に託しました。 日本到着は1月下旬頃の予定なので、今季のクロマグロの水揚げが今から楽しみです。 取引先の皆さん宜しくお願いします

ミンデロ港にて冷凍運搬船へのマグロ類の転載をおこない、燃料油や食料品などの補給をうけ、両船はふたたび漁場に向けて沖出し航行。 船頭さんや乗組員の皆さん、毎日ほんとうにご苦労さまです

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています

● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください

●


Posted by 勝倉漁業株式会社 at 14:08