2021年12月24日
みらい造船から第7勝栄丸が下架に

12月も下旬となって、今年の超すところあと一週間ほどになってきました。 今年の冬は例年に比べて寒さが厳しいような気がするのは私だけでしょうか。 この年末年始も気温が低めで推移しそう

インド洋でのマグロ漁を終えて日本に向け帰途航中の第123勝栄丸は、経由地のバリ島ベノア港に寄港しインドネシア船員が下船。 港外に停泊した本船に検疫官がボートできて船員への抗原検査がおこなわれました。 下船した乗組員はバリ島にて10日間の隔離。 ちょっと厳しすぎますね

何カ月も沖でマグロ漁に従事していた乗組員なので、コロナに関してはノーリスク。 入国者に対し一律の措置とのことなので、従うしかないですが、もう少しの辛抱でしょう。 インドネシア船員の皆さん本当にお疲れさまでした。 日本人船員の皆さんには、清水港まで気を付けて帰途航をお願いします



123勝栄丸よりも一足先に気仙沼に帰港した第7勝栄丸は、みらい造船に上架しての船体や機器類の整備をおこなってきました。 となりでは佐賀明神丸2隻も上架中で、宮城県の新しい実習船「宮城丸」も先日進水式の報道もありましたが、3月の竣工に向けて船内の艤装工事が進められています

一時は雪模様の寒さとなって、船体塗装の進捗状況が心配されましたが、関係業者が連日寒い中で尽力していただいたおかげで、ほぼ予定通りの日程でドック工事が完了し下架の日を迎えました。 ぜんぶの工事が終わったわけではなく、Wi-Fi設備の新設を含めまだまだ残る工事はかなり多そう

ちょうど下架に合わせたかのように穏やかな天候になって、気温は低いものの下架日和って言ってもいい感じの日。 ほぼ100%近く、係船岸壁がフル利用の状況になっていましたが、なんとか1隻分の係船スペースをスタッフたちが確保してくれて、下架後には作業艇のサポートを受けて係船完了です

これで年明けの仕込み作業開始まで艫付け係船での年越しになります。 下架~シフト作業にあたった本船乗組員やOBの皆さん、みらい造船や取引先関係者の皆さん、寒い中ほんとうにお疲れ様でした

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Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:38