2022年09月03日
ラスパルマス出張技師からの帰国報告

湿度の高いどんよりと曇った天候が続く9月初めの気仙沼です。 このところコロナの新規感染者数が高止まりしていて、気仙沼でも毎日多くの感染者が発表されているので、気をつけて生活したいもの

本来であれば、例年この時期は一年でいちばん忙しいはずの気仙沼魚市場ですが、頼みの綱の生鮮かつおの漁獲が今年は少なくて、今年はいったいどうなってしまうんだろうと、不安を抱える毎日

このたび発表された各漁港ごとの生鮮かつおの8月までの集計結果を見ると、房州勝浦が7,416トンでトップ、気仙沼は942トン少なく6,474トン、鹿児島が5,885トンで続いているという結果になってます

26年連続生鮮かつお水揚げ日本一を目指す今年の気仙沼。 房州勝浦港との差があと約1000トンのところまできていますが、この9月の水揚げでなんとか逆転を果たしたいもの。 頑張って行きましょう

そうした今週に、ラスパルマスにてドックした第1勝栄丸と第127勝栄丸の整備工事を担当した技師がこのほど帰国したので、現場で撮影した写真や動画などのデータを持参して頂いての帰国報告でした

現地関係者などが次々とコロナ感染して、実際に作業にあたる人員が不足するなかで、ほぼ予定通りの日程で整備工事を終わらせて頂きほんとうに助かりました。 さすがはベテランの技師さんですね

気仙沼の遠洋まぐろ船では若手幹部船員がどんどん誕生している中で、経験の浅い乗組員を陸上からいかにサポートしていくかもこれから需要な要素になってきます。 現地での整備工事にあたった技師の方々は、それぞれの船の状況がいちばんわかっているので、航海中にアドバイスも求めることも

久しぶりの帰国でまだ時差ボケも残っているとのことですが、詳細な報告を頂きましてほんとうにありがとうございました。 今後とも勝栄丸各船のサポート方どうぞ宜しくお願い致します。 お疲れさまでした

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Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:58