2022年09月13日
アルゼンチン産松イカの検品作業

はっきりとしない天候ながらも、気温も丁度よく過ごしやすい天候となっている週明けの気仙沼です。 これから台風が連続してくる時期にもあたるので、天気予報に注意していかなければなりませんね

今週半ばは沖合いの漁場付近は時化になる模様で、来週もまたしけ予想。 今後発生する台風の動きも、かつお漁やサンマ漁に大きく影響するので、操業各船には十分に気をつけてほしいと思います

そうした中、南インド洋での操業を終えて北上航行していた第7勝栄丸が補給基地のバリ島ベノア港に寄港。 燃料油や食料などの積込みをおこなって、通常ならば数日間の休暇をとるところではありましたが、まだまだコロナ禍がおさまっていないという事もあり早々に出港。 乗組員の皆さんご苦労様です

近いうちには123勝栄丸も帰港予定なので、現地代理店や関係者の皆さんには対応のほど宜しくお願い致します。 今回の補給入港でも段取りよく作業が進み、スムーズに出港する事ができました

気仙沼では、勝栄丸各船が延縄漁に使用する冷凍イカの入荷があって、気仙沼の冷蔵庫に出向いての検品作業でした。 世界的にイカの資源状態がよくないのか、アルゼンチン水域の松イカ漁も毎年芳しくなくって、円安もあいまって価格は高値水準での推移。 餌に使用する冷凍魚がどれも高いです

アルゼンチン水域の松イカだけではなくて、インドネシアで養殖しているミルクフィッシュ、中国やベトナムで生産されるムロアジ、ヤマトミズンなど、海外生産の餌が多くの割合を占めているので、この急激な円安はコスト増につながって非常に厳しい。 国産のイワシがもっと大きければなあと思う日々です

アルゼンチン水域の松イカの漁獲時期はもうすでに終わっていて、次の搬入は来春以降になってくる。 そうなるとこの秋から冬のあいだに手配する場合には、いまの在庫内からの取引となってくるので、勝栄丸各船の航海計画と照らし合わせて検討していくことに。 今後も引き続きいい提案をお待ちしています

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Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:45