2018年03月20日
三崎港の新低温売場棟を視察

高知では桜が満開とのニュースも流れ、だんだんと日本中が春めいてきましたね。 気仙沼もひところの寒さも緩んで、暖かな日が続くようになってきました。 気仙沼の開花は4月中旬ころだと思います

年度末を迎えなにかと気忙しいなか、神奈川県三崎港にこのほど完成した日本初となる冷凍マグロ専用の低温卸売場棟の竣工祝賀会のご案内を受けての出張。 東京品川から京急線で約1時間15分で三崎口まで、そして車で約15分ほど走ると三崎港に到着だけど、港までの道は渋滞がすごい

観光地なんですよね、三崎は。 竣工式を終えて、楽しみにしていた低温売場棟の視察。 ご来賓の方々によるテープカットに続いて、市場職員のご案内に続いて施設内に入って。 高度衛生管理の施設なので、外部からの入場もしっかりと制限されています。 まずは2階の更衣室で靴を履き替えて

ほんとうであれば専用の長靴に履き替えての入場だけれども、開業前のお披露目なのでそこはスリッパでの対応。 二階ののぞき窓から下のセリ場が見学できるようになっていて、観光客の視察も受け入れるのでしょうか。 豊洲市場の構造がどうなっているのかまだ見てはいないけど、比べてみたいですね

冷凍マグロを搬入してから、計量・尾切り・陳列・販売・搬出などの全体の流れを説明受けて。 マグロの身の色が、これまでの施設と同じように見えるようLED照明にも気を配ったのだとか。 マグロを陳列する簀子もなくて、これまでのまぐろ売り場とは全く違った印象。 ほんとうに素晴らしい施設ですね

三崎港に新しく完成した冷凍マグロ専用の低温売場棟。 箱ものに命を吹き込んでいくのは、三崎港の関係者の皆さん方です。 「三崎のまぐろ」のブランドをこれからもっともっと発信して、三崎から日本のマグロ業界を改革してくれることを期待しています。 低温売場棟の竣工、本当におめでとうございました

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:46