宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2018年03月31日

インマルサットFXの説明会


遠洋マグロ漁船における通信環境は、以前と比べて相当進んだものになっていて、昔であればFAXや音声通話が主体だったものが、いまは陸上と同じようにメールでの情報交換が中心になっていて 船

その通信環境のもととなるのが、インマルサットという衛星を使った通信です。 その通信衛星も第3世代から第4世代へ、現在の第5世代から近いうちには第6世代へと変わっていく。 通信速度もだんだんと高速化されて、従量制から定額制へとそしてブロードバンド化へと移行してきています 音符

新たにサービスが開始されたインマルサットFXについての説明会が気仙沼で開催され、インマルサット社そしてフルノ電気とJRCの担当者によるプレゼンテーションが行われ出席してきました マイク

新たに利用される周波数帯でのグローバル衛星ブロードバンドサービスのGX。 従来提供されてきたインマルサットFB。 船舶用にGXとFBを組み合わせて提供するのがFXというサービスなんです icon12

これまでの従量制にかわり、通信を使い放題の定額制。 高速回線を使って陸船間の通信ができることから、洋上の通信環境を大きく変えるものであるのは確かで、乗組員の福利厚生にも一役買うことも期待されていますが、そのネックは高額な月額利用料。 なんと1ヶ月2500ドルもするんです。 GX機器導入にかかるリース料も加えると月額で30万円以上にもなるから、簡単には導入に踏みきれませんね 汗

陸上ではギガ単位の通信容量を格安で使える環境が整備されているので、インマルサット衛星通信もなんとか安くならないものなのでしょうか。 安くなれば一気に導入する船舶が増えるはずですから icon14

降雨や降雪によっても通信が不安定になるというGX。 そのバックアップ機としてのFB。 料金面も含めて考えれば、もう少し様子を見ながら検討していくのが利口かと。 ある意味とても勉強になりました 若葉

これから来年にかけて建造する勝栄丸の新造船にも、インマルサット通信システムをもちろん導入していくけれど、どういう通信環境がベストの選択なのか、じっくりと時間をかけて考えてみたいと思います face02

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:32

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