2015年08月08日
故郷へ帰省のカツオ船
今年の近海かつお漁の前半戦は各船ともに絶好調な水揚げをここまで続けてきましたが、7月下旬から少しづつ漁獲量が減ってきて、8月に入ると連日厳しい戦いを強いられているかつお船団
例年、お盆前後は漁模様が下火になる傾向はあるんですが、ここまで少なくなると19年連続生鮮かつお水揚げ日本一達成にも暗雲が立ち込めてくるんじゃないかと、内心ちょっと心配の今日この頃
連日の猛暑が続き、漁場の水温も当然高めで推移しているので、カツオ達もちょっと夏バテ気味なのかなって。 少しでも涼しいところを求めて水深の深いところをを回遊しているのかもしれませんね
気仙沼の湾内にはここにきて夏季休暇をとるカツオ船の係留が目立つようになってきました。 昨日入港した三重県の安市丸さんもこのタイミングで「盆休み」。 来年伊勢・志摩サミットの会場となる故郷の街に、大型バスをチャーターして乗組員揃っての帰省です
手土産をもって、気楽ないでたちで下船する船員のみなさんは、ひさしぶりの家族との再会に心躍らせている事でしょうね。 約10日間の夏季休暇をゆっくりのんびり過ごして、後半戦への鋭気を養っていただきたいと思います。 気をつけていってらっしゃ~い
春先から乗組員と共に休みなく働き続けた「カツオの釣竿」もしばしの休暇ですね。 使う人の好みに合わせたカラフルな釣竿が整然と立てかけられているのってカツオ船ならではのお気に入りの風景
もうすぐお盆を迎える気仙沼港。 これからの後半戦が大漁で安航でありますように
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
10:35