2019年12月05日
初雪となった気仙沼港にて

12月に入って本格的な冬の天候となってきた気仙沼です。 きょうは朝から雪がちらつき始め、会社の業務が開始となる時刻にはだんだんと降る雪の漁のが増えてきて、この分だと結構積もりそう

まだ社有車の冬タイヤへの交換が済んでいなかったので、スタンドに予約してはあわてて全車ともにスタッドレスタイヤへの交換に社員が動き出しました。 今晩そして明日朝の道路状況も心配です

佳境となってきた大型さんま漁船によるサンマ漁は、公海上からロシア海域そして北海道沖から三陸沖を経ていまの中心は銚子沖に移っています。 それでもまだまだ漁が見えているみたいです

情報によると、きょう入港している各船の漁獲は3日夜の漁獲で最高40トンほど、平均して16トンの漁獲だっていうから、各船ともに終漁の判断が難しいタイミングになってきたと思いますが、時化や経費との闘いという段階に入ってきたというのも事実。 12月下旬までは頑張ってほしいですね

小型のサンマの割合が多くなってきたにもかかわらず、例年に比べて激減の総水揚量そして今後の搬入見込から、浜相場は依然として高水準を保っていて、予想した単価を上回る落札が続いています。 きょうは7隻で150トンの水揚げ。 大船渡と女川はそれぞれ8隻づつで、両港合わせて400トン程に

今日の水揚げで今シーズンのサンマ漁を終える船もでてきて、12月中旬にかけては各船ともにその判断が迫られるところとなってきています。 魚市場関係者は少しでも遅い時期までの水揚げをと祈るような気持ちでの日々。 漁協幹部の皆さんとも早朝の入札時間にいろいろと情報交換でした

週末には天候が回復する予報もあって旋網船が出漁するかもとの情報。 かりにサバを漁獲できた時には7日(土)を臨時開市とすることも検討しているそうなので、関係者の皆さん宜しくお願い致します

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
09:45