宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2020年11月26日

まぐろ船への若手船員受入れ好調


いま気仙沼のかつお・まぐろ漁業関係者がいちばんに力をいれて取り組んでいるのが若手船員の確保と育成の事業で、乗組員全体の高齢化のなかで、次世代の幹部船員の育成が急務となっています 船

その中核となっているのが宮城県北部船主協会。 気仙沼のかつお・まぐろ漁業者を中心に他地区の漁業者にも協力いただいて運営されている組織で、主な事業が船員のリクルート活動です タイ

全国で開催される漁業ガイダンス・面接会に出席して、まぐろ船などへのリクルートをおこなったり、東北地方を中心とした水産学校を訪問し求人募集をかけたりと、地道なリクルート活動をおこなう一方で、事務局長が思いをつづるブログ「漁船員(漁師)になろう」を見て応募してくる若者も多くなっています 花丸

勝栄丸各船にも徐々に若い船員の割合が多くなってきて、昨年そして今年も新たなメンバーが加わったところ。 これからも「船員ファースト」をモットーに、若手の確保・育成に力をいれていきたいと思います。 そんななかで、先日の三陸新報一面トップに「若手船員受け入れ好調」の記事が掲載されました 新聞

記事によると、県北部船主協会が取り組んでいる若手船員の受け入れ事業が好調だとし、本年度はすでに9人が遠洋まぐろ延縄船などに乗船し、もう一人がまもなく出港予定。 さらに乗船に向けて手続き中の希望者が16人おり、東日本大震災後で最高だった2012度の実績を上回るペースとの報道 icon14

4月以降に遠洋まぐろ延縄漁船、遠洋かつお一本釣り漁船、近海まぐろ延縄漁船に乗り組んだ9人は16歳から45歳で、石巻や宮古、酒田市などの出身者。 現在そのほか乗船希望者への面接や手続きが進行中とのことなので、勝栄丸にもさらに多くの若手船員を積極的に採用していきたいと思います 若葉

幹部船員の育成は一朝一夕にできるものではなく、各船の乗組員や関係者のご協力を頂きながら継続的におこなってかなければなりません。 多くの若手船員が海技資格を取得して幹部船員として活躍することを目指し、遠洋まぐろ漁業の中心選手となる船員をこれからも大切に育てていこうと思います face02

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Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:47