2025年02月12日
魚市場南側「大水深岸壁」の説明会

警戒された今年一番の寒波の到来では、いちだんと気温が低くはなったものの雪はほとんど降らず、どんよりとした曇り空が広がっている気仙沼です。 まだまだ寒い日が続いていくので気をつけましょう

リアス式海岸の奥まった湾の形状から、天候悪化でも比較的安全に係船できる気仙沼港は、一年を通じて多くの漁船が利用していて、関連企業も多く存在し、東日本で一番の漁船基地になっています

昨年度の水揚げでは、取扱い数量で全国9位、水揚高では全国5位と、生鮮かつおや近海延縄船、サンマ漁船の水揚げ港としても実績をあげ、今年は29年連続生鮮かつお水揚げ日本一を目指してます

多くの漁業種があるなかで、年々大型化する漁船とその水揚げに対応、気仙沼港への受け入れ強化につながる大水深岸壁(-7.5m)の整備を宮城県が計画しているところ、その説明会が行われました

当初の予定では2027年度内の完成で計画していたものが、現地調査の結果、新設する工区で液状化層が確認されたことから一部で地盤改良が必要となって、工法も変更されることから工期に遅れが

工事は今年度内に着工できるものの完成は3年遅れの2030年度。 気仙沼市が気画する新岸壁での荷捌きに必要な上屋整備には変更はないとの説明でした。 全体の事業費は当初よりも増額になると

大型の旋網船や遠洋かつお一本釣り漁船、海外まき網漁船など、これまでの岸壁では受入れが難しかった大型船の誘致がすすむとともに、陸上の冷蔵庫や加工場などの施設整備にも期待していきましょう

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Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:44