2022年02月21日
WEB開催の乗組員確保対策検討会

2月下旬になってあきらかに春めいた陽気の暖かい日が多くなってきましたが、昨日から二日間続けての雪。 今朝は気仙沼でも珍しいほどの大雪の朝となって、また冬に逆戻りしたかのような天気です

インド洋や太平洋から気仙沼に帰港して、係船やドック、出漁に向けての作業など、常に動きのある気仙沼港内。 そして123勝栄丸も休暇期間を終えて来週初めからは仕込み作業へと移っていきます

いま気仙沼では遠洋まぐろ漁船の幹部船員の後継者確保と育成へのプロジェクトを業界あげて取組んでいて、123勝栄丸にもまた一人の新人船員が加わることになって、これから研修が開始です

日本全体でみても遠洋まぐろ漁船の幹部船員不足は深刻な問題で、ここ気仙沼でさえこれだけ危機感を持ちながら後継者育成に取り組んでいるのだから、ほかの地域ではなおさら育成を加速させていかなければならないところ、日かつ漁協組合長を中心とした乗組員確保対策検討会が開催されました

今回もコロナ禍が続いていることからオンラインでの開催。 北かつ組合の会議室には大型モニターとWEB会議用のカメラ・マイクシステムが揃っているので、北かつ組合に移動しての会議参加です

遠洋まぐろ漁船の幹部船員を今後いかに確保し育成していくのか。 この難しい課題について、組合長が用意した考え方のメモをたたき台としてメンバー全員での率直な意見交換がおこなわれ、私からも気仙沼での取り組み事例や日かつ漁協としての方向性などについてお話しさせていただきました

若手船員の確保・育成について日本中で最も進んでいる地域と言えるここ気仙沼でも、その対策についての真剣な議論がおこなわれていて、さまざまな改善がなされてはいるけれど、まだまだ道半ばといったところかと。 これからも引き続き、若手船員の確保・育成に全力で取り組んでいきたいと思います

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【 乗組員募集のお知らせ 】
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Posted by 勝倉漁業株式会社 at
09:34