2022年02月27日
新年度に向けカイゼン検討会開催

先日までの寒さもだいぶ緩んできて、週末からは気温も10℃ほどとなって、春ももうすぐそこまできている感じとなってきました。 今年の冬は例年に比べて厳しい寒さだったから、なんか嬉しい気持ち

三陸沖の春を告げるイサダ漁も3月初めに解禁される予定で、気仙沼港内でも小型船がその準備に入っていて、網の交換など忙しそうに作業する様子が見られます。 大漁に恵まれるといいですね

気仙沼では5年前からトヨタ自動車東日本の協力を頂いて、まぐろ延縄漁業カイゼン検討会が行われていて、乗組員からのアンケートをもとに、まぐろ船の作業環境改善にこれまで取り組んできました

作業負担軽減や省力への簡易機械化など、定期的な会議をおこなう中でいろいろな検討がなされ、成果が見られたものやそうではないものなどありますが、着実に関係者の意識の変化は見られます

新年度を迎えるにあたり、今後の方向性などを検討するための会議がおこなわれ、カイゼン検討会を始めた当初の目的に立ち返って、若手船員の採用人数の増加と定着率アップにつながる検討もしていこうとの方向性も確認され、新年度の大きなテーマに据えるべく次回引き続き話し合う事になりました

そして気仙沼市内の秘密工場に移動して、いまカイゼン検討会でおこなっている漁労作業簡易自動化のための機器類の開発状況を確認。 試作機に改良を加えてバージョンアップを繰り返し、だんだんと実用段階に近づいてきているのが分かります。 もうちょっと時間がかかるかな。 今後に期待しましょう

3月にはここまでのカイゼン活動を総括する報告会も予定されています。 トヨタ自動車東日本の幹部の皆さんや気仙沼市長さんも出席予定で、新年度に向けての方向性も確認する事になりますね。 遠洋・近海まぐろ船の将来に向けて、これからも引き続き知恵を出し合って頑張っていきたいと思います

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Posted by 勝倉漁業株式会社 at
12:59