2023年12月01日
太平洋クロマグロTACに関する意見交換会

11月末になって、先日までの暖かさから一気に冬の天候にかわった気仙沼です。 今週後半は更に気温が下がり雪の予報もでているので、スタッドレスタイヤの装着など冬への備えが必要になってます

10月から12月は各水域でのまぐろ類の資源管理などを協議する国際会議が立て続けにおこなわれ、10月のCCSBTに続き11月はICCATが先日終わったばかり。 そして12月はWCPFCが開催予定

中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)は、太平洋の西側を管轄水域とする地域漁業管理機関で、私たち遠洋かつお・まぐろ漁船が活動する南太平洋漁場だけではなく日本の周辺水域も含まれます

その中では、メバチマグロや黄肌マグロなどの資源管理とあわせ、いま日本国内でも大きな注目を集めている太平洋クロマグロの資源管理もおこなわれ、WCPFCの枠組みの中での操業となっています

私たち遠洋まぐろ漁船においては、太平洋クロマグロの漁獲割当が少ないけれど、日本沿岸で漁業活動をおこなう旋網漁船や近海延縄、一本釣り、定置網や大目流し網漁船などにとっては最重要魚種

令和6年を迎えるにあたり、漁業種や都道府県ごとの漁獲枠の新たな配分についての水産庁による説明会がおこなわれ、オンラインで出席しました。 会場出席は何名ほどかわかりませんが、オンラインでの参加者だけでも150名以上。 日本全国の漁協や水産関係者、各県の担当者などが参加でした

日本沿岸で漁獲されるクロマグロ漁業については以前から興味を持って注視していて、今回の漁獲可能量の配分方針に対する参加者からの様々な意見や要望などを聞いて、現状に即した漁獲枠の配分や抜本的な見直し、管理方法、放流・投棄魚の把握など、改めて問題の複雑さを感じた意見交換会でした

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Posted by 勝倉漁業株式会社 at
08:45