2022年07月27日
今後のかつお漁に期待の気仙沼港

どんよりと曇った空、気温も上がらずに日中は26℃予想となっている気仙沼です。 今週末から天候も回復するとの予報ですが、梅雨時期のジメジメとした湿気の多い毎日。 体調管理に気をつけましょう

新聞報道にもありましたが、三陸沖でのかつおが豊漁だった昨年に比べて、全体で3分の1ほどの数量にとどまっている気仙沼のかつお水揚げ。 なんか感覚的にはもっと少ないような気がしています

今年は特に、陸に近い場所での漁場形成がなく、このところは東経147度から150度付近が中心の操業となっていて、気仙沼港まで1昼夜以上もかかるので、新口のかつおが少なめで推移しています



これまでの特大かつおが中心の組成は依然として変わらないけれど、沖合いで漁獲される群れは比較的小型サイズのかつおも混じるようになってきて、この群れが陸に近い海域に回遊してくれないかと

船頭さん方にお話を伺うと、やはり群れは小さく、範囲も狭いとの事で、各船ともに苦労されているのがわかりますね。 これからお盆の時期、そして秋口にかけてかつお漁の盛り上がりを期待しています

シーズン当初の脂のりがあったかつおとは違って、このところは例年の夏場に漁獲される赤身のかつおにかわってきて、特大サイズが中心だから色もちも良くて、相場的にも昨年よりもいい感じで推移

大きな漁獲をあてると、水揚げ金額がぐんと上がっていく状況が続いているので、関係船の日々の漁獲に注視しながら対応していきたいと思います。 まずは安全第一に、大きな漁獲数量を期待しましょう

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Posted by 勝倉漁業株式会社 at
09:01