2017年11月23日
連日の気仙沼港サンマ水揚げ

11月も下旬となって、本格的な冬がきたような気温が毎日続いている気仙沼です。 いつ降雪があってもおかしくはない、会社の営業車もすべてをスタッドレスタイヤにようやく履き替えました

今年8月下旬から開始された大型漁船によるサンマ棒受け網漁は佳境に入り、前半戦は漁獲数量の減少に苦労した船団も、ここにきてラストスパートとばかりに漁獲数量が多くなってきています

漁場は遠いけれど、多い時には一晩で50トン以上を漁獲する船もあり、ほとんどが二晩続けての操業での帰港。 気仙沼魚市場に入港したサンマ船がずらりと並んでの水揚げは圧巻ですね


夏場は生鮮かつおの入札で使用する第2売り場での販売。 船ごとにサンプルのサンマをタンクに入れて、電子秤を使ってのアソート確認の選別。 ロットによって大きさが違うのがよく分かります

比較的大きなサンマが多いロット、どうみても小さなサイズが主体のロットまで様々。 選別した結果とサンプルのタンクを仲買さんが交互に確認しながら、それぞれの入札単価を決めていくんです

その間にも岸壁ではサンマ船からの水揚げが続けられていて、乗組員の皆さんは合羽姿にねじり鉢巻きでの水揚げ作業。 沖の操業から戻って早々の水揚げ、皆さん本当にご苦労様です

今年残されたサンマの漁期は少ないのかもしれませんが、新鮮なサンマをたくさん漁獲して、少しでも水揚げ金額の増加につながっていけばいいですね。 操業各船の航海安全と大漁をお祈り致します

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
09:26