宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2019年11月06日

鶴亀食堂で戻りガツオのお刺身定食


気仙沼を基地に三陸沖での操業をおこなう高知や三重、宮崎などのカツオ一本釣り漁船団は、ここにきて終盤戦の漁模様となってきました。 だんだんと漁場も遠くなり漁獲量も少なくなってきています 船

気仙沼から1昼夜から二昼夜ほど沖合の漁場にて、今シーズンを締めくくるように各船ともに奮闘中のなか、すでに10隻ほどのカツオ船が漁を切り上げて気仙沼港をあとに南下していきました。 昨日もさらに数隻の船が漁を切り上げたとかで、夏場からのにぎやかさがだんだんとなくなりつつあります もみじ

そんな週初めの午前中のお仕事を終えて、取引先の営業マンと待ち合わせてみしおね横丁の鶴亀食堂にお昼ご飯に行ってきました。 お目当てはもちろん「戻りガツオ」とトロビンチョウのお刺身です 食事



今年はあと何回食べれるかわからない戻りガツオなので、このチャンスを逃してはならぬと時間通りにお店に行くと、今日切り上げるっていう三重県の18清福丸の船頭さんがお食事中のところでした。 寂しくなりますねえって、今シーズンを振り返ってのお話しなどしながら、食事がでてくるのを待って camera

一昨日は一日別府温泉っていうことで、鶴亀の湯に本物の別府温泉の湯が運ばれてきて、別府市長さん自ら入湯式を行ったって言うんだからすごい。 本来ならば温泉を運ぶのに100万円ほどかかるそうですが、今回は特別なお計らいをしてくれたそう。 夕方のTVニュースでも見た方もいるかと思います 温泉

カウンターには仙台から出張できたよっていうサラリーマンの方や、宮崎県のカツオ船の乗組員さん、地元市民の皆さんなどで席がうまって満席状態で、皆さんそれぞれに鶴亀食堂を楽しんでいます 音符

11月に入って、寒さも厳しくなってきて、沖合の水温もどんどん下がってくるにつれ、カツオの群れもいなくなるのかなあ。 もうひと踏ん張り頑張ってほしいと期待していますが、終漁がだんだん近づいてくる雰囲気は分かります。 戻りガツオのお刺身をカツオ船の乗組員に感謝しながら美味しく頂きました face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:40