宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2019年11月26日

今季最後の生鮮かつお定食


ことし気仙沼に本格的に生鮮かつおが水揚げされはじめたのは例年よりも約1カ月遅い6月からとなって、気仙沼港の関係者みなさん今年はどうなってしまうんだろうと心配したシーズの初めでした 汗

例年だと5月から6月にかけて水揚されるビンチョウが極端に少なくて、缶詰向けの冷凍相場もこれまでにないほどの高値で推移しましたね。 そうこうしているうちにカツオの数量が一気に増えてきて icon14

今年の夏場は連日のようにたくさんのカツオ船が入港しては比較的近場の漁場での漁獲物を供給し続けて頂いたおかげで、昨年の実績から微増ではありましたが、最終的な集計では19,902トンの水揚げ数量となった模様で、なんとか23年連続生鮮かつお水揚げ量日本一を達成することができました クラッカー

昨日入港した3隻のカツオ船を最後に今季の生鮮かつおの入荷は終わりになると思われますが、各船の皆さんにはオフシーズンをしっかりと休んで、また来年も引き続きどうぞ宜しくお願い致します 船

今季最後となる戻りガツオが食べたいなあと、魚市場前のみしおね横丁・鶴亀食堂へ。 戻りガツオのたたきと豚汁のセットメニュー。 カウンター席には日頃お世話になっている方々が陣取ってました 音符

これが最後かと思うといつものカツオもなんか感動的に美味くって、生姜が隠し味の豚汁もすごくいい。 魚市場でのお仕事で冷えたカラダにしみわたります。 いつも美味しいご飯をありがとうございます 親指

生鮮カツオ船が気仙沼を切り上げると、あとはサンマ船や近海まぐろ船が中心となってくる。 旋網船は時化の為か港内に多くが係船中で出漁する気配もない。 サバやイワシも獲ってきてくれないかなあ icon12

今季最後の生鮮かつお水揚げを終えて、鶴亀食堂での朝ごはんで今シーズンを振り返りました face02  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:31