宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2021年09月03日

第127勝栄丸がパナマ運河を通過!


どんよりとした曇り空で朝晩などは肌寒いなあって思えば、雲間からの日差しが照り付けるとまた夏の暑さが戻ってくる、そんな暑いのか寒いのかわからないような季節の変わり目を迎えている気仙沼です もみじ

今週も毎日、一本釣り漁船による生鮮かつおの水揚げが続き、きょうも300トンを超すかつおの水揚げ量になっているけれど、前日漁獲の新口の割合が少なくなって、今後の漁獲がどうなるのか心配 船

また沖合い東経150度線でまとまった漁獲があるとの情報もあるから、来週も期待しましょう。 そして勝栄丸各船の動向はと言うと、南インド洋操業船はここ2日ばかり大しけで各船お休みとなっていて 汗

第7勝栄丸と第123勝栄丸のミナミマグロの操業も、各船に割り当てられた漁獲上限にあともう少しのところとなっていて、この大しけでのお休みでちょっと足踏みのような感じでしたが、僚船と情報をやり取りする中で早期に漁獲枠を達成してくれることでしょう。 くれぐれも安全航海に気を付けてください !

一方の大西洋操業船は、第1勝栄丸が漁業基地のカナリア諸島ラスパルマスを出港してすでに漁場に到着して今航海の操業を開始しました。 これから予定する北東大西洋アイルランド沖でクロマグロ漁をおこなう前の約一ヶ月間。 たくさんまぐろを日本向けに転載できるように頑張ってほしいと思います 花丸

そして気仙沼から出港し太平洋を横断、約28日間の航行を経て経由地のパナマ運河に到着した第127勝栄丸は、現地代理店の指示により錨地にて2日間ほど待機させられましたが、スケジュールに大きな狂いが生じない程度の日数にてパナマ運河を通過できることになり、パイロット乗船での運河入りです クラッカー

日本とは14時間の時差があって、勝倉漁業の事務所内での仕事をしながらスマホアプリFindShipにてリアルタイムに本船の動向を確認。 そして本船の乗組員からはパナマ運河通過時の写真がLINEで送られてきて、社内の連絡網にて情報共有。 こっちは昼間でも向こうは夜中、ご苦労様です camera

パナマ運河を通過するとカリブ海を経て大西洋に入ります。 新人船員くんもちょっと船酔いしたみたいだけれど、すぐにご飯をモリモリ食べれるようになったんだって。 遠洋まぐろ漁船での生活にもすぐに慣れてくれることでしょう。 夜の時間帯そして朝方までかかったパナマ運河通過、本当にご苦労様でした face02

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Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:11