2021年09月04日
88佐賀明神丸船頭さんへのテレビ取材

朝から雨まじりのどんよりと曇った天候の週末となりました。 こんところ気温がぐっと下がってきて、日中も20℃前半の日が多く、朝晩などはちょっと肌寒いくらいですが、これくらいがちょうどいいですね

きょう土曜日は朝6時に88佐賀明神丸が入港しての生鮮かつおの水揚げでした。 一本釣り漁船がぜんぶで3隻だけと、最近にしては一番少ない入荷量。 なのでカツオの単価も割高で取引されました

水揚げをおこなっていると、宮城テレビの記者さんがテレビカメラを担いで近寄ってきて、船頭さんにお話を伺いたいとお願いされて急遽インタビューが始まって。 コロナ禍での緊急事態宣言などによる魚価への影響についてが取材目的。 今年の魚価状況について船頭さんが真剣にお話しされていました



インタビューでの船頭さんのお話しは、緊急事態宣言などによる飲食店・業務筋などの時短営業や休業によって、生鮮かつおの消費量は大きく落ち込み、その為に単価がダウンし大変な状況であること

昨年以上の漁獲数量になってはいるけれど、単価安によって各船ともに数千万円もの水揚げ減になっていて、一方で燃料油の価格が上昇しているので運航コストが上がって非常に厳しいとのお話しでした。 私たちが直に感じている思いを代弁して下さってありがたい。 気持ちが伝わってきました

今後もまだまだ今の状況が続くと思われ、船頭さんもこの生鮮かつおの魚価安の状況は今年いっぱい続くのではとお話しされていましたが、これから盛漁期を迎えるサンマ漁についても同じことが言えるのかもしれません。 沖合いE150線でかつおが好漁というのが救い、各船の漁模様に期待しましょう

今回88佐賀明神丸で取材した内容は、今日か月曜日の宮城テレビのニュースで放送する予定とのことなので、機会があれば皆さんもご覧になって下さい。 どのようにまとめられているか気になりますね

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【 乗組員募集のお知らせ 】
● 勝倉漁業株式会社では遠洋まぐろ延縄漁船・勝栄丸の乗組員を随時募集しています

● 甲板および機関の海技士資格などをお持ちの方は、担当者までお気軽にご連絡ください

●


Posted by 勝倉漁業株式会社 at
10:53