2021年09月25日
サンマ漁獲がようやく本格化の兆し

今年最後の暑さかと思うような好天に恵まれた週末の気仙沼です。 これからはちょっと気温も低めに推移し、来週末にかけてまた台風の動向も気になる予報です。 もうすぐ10月になるんですものね

三陸沖で操業をおこなう一本釣り漁船は、依然として沖合い遠めに漁場形成されていて、航海日数も普段よりちょっと長めの船が多くなってきています。 数量がそこそこ釣れているので頑張ってほしい

そしてこれから本格化するであろう大型棒受け網漁船によるサンマ漁は、休日前に今季初水揚げとなるサンマ船が入港し、数量が0.7トンと僅かでしたが大々的なセレモニーが行われました





そして秋分の日の休日明けの金曜日、第3太喜丸が37トン、千葉丸が4トンと、2隻合計で41トンが水揚げされ、入札時間に合わせて魚市場に出掛けてきました。 今季初めてのまとまった数量の水揚げとあって、サンマの取扱業者をはじめたくさんの関係者が集まっていて。 午前7時に太喜丸が入港です

着岸早々に水揚げが開始され、サンプルを入れたタンクを場内に運んでサイズごとの選別チェック。 1日で37トンの漁獲があってまっすぐに気仙沼に向けてくれたので、鮮度も上々のサンマでした

サイズ組成は120g、100gがほぼ半々、100g未満も20%くらい入っていて比較的小ぶりなサンマでしたが、1㎏あたり850円ほどの入札価格となって、約3000万円以上の水揚げとなった模様です。 道東花咲港にも気仙沼船籍のサンマ船などが水揚げをおこなったとのこと。 ようやく本格化の兆しですね

週明けにも2隻70トンほどの水揚げが予定されているそうなので、かつおの水揚げとあわせてサンマの状況も注視していきたいと思います。 今季最初となる、まとまった数量のサンマ水揚げの朝でした

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Posted by 勝倉漁業株式会社 at
10:29