2022年12月13日
みらい造船から88佐賀明神丸が下架に

気温は低いながらも風もなく穏やかな天候となった気仙沼です。 週末から気仙沼港内で出漁待ちの旋網船団もこのぶんだと今週はまたサバ漁に向かう事ができるのでは。 水揚げも期待しましょう

大型棒受け網漁船により8月下旬から行われてきたサンマ漁も、12月に入って順次切上げの態勢となってきて、気仙沼で艤装解除して来漁期開始までの係留がすすみ、港内はほぼ船でいっぱいの状況

これから帰港する遠洋まぐろ船などが係船する岸壁も不足する状況になってきて、このところ旋網船の入港も多いことなどから、岸壁の空いたスペースを見つけるのがほんとうにたいへんになってきました

例年この時期に恒例のこととは言え、なかなか改善されない岸壁状況にご意見を頂くことも度々。 皆さんのご理解とご協力でなんとかこの状況を乗り切っていきたいなと思いますので宜しくお願いします

そうした状況の中で、みらい造船に上架して船体などの整備をおこなってきた一本釣り漁船の第88佐賀明神丸が、予定した工事もすべて完了し下架の日を迎え、みらい造船に立ち会いに行ってきました

旋網船の新船でしょうか、みらい造船では新船建造とならび複数のさまざまな修繕船が上架中で、11佐賀明神丸の工事の様子も確認できて。 朝8時半に下架に向けての船体移動を開始。 そして仮付け岸壁を探すスタッフからの連絡で、内湾はすでにいっぱいで横付けするスペースがないとの報告

そうしているうちに商港岸壁を確認しに行ったスタッフが土木管理事務所に確認をとって、なんとか岸壁を確保して、下船した88佐賀明神丸を移動することができました。 ほんと綱渡りみたいな感じです

88佐賀明神丸の高知への回航は年明けの予定で、それまでは港町岸壁に縦付け係船になりそう。 今回もドック工事にあたった関係業者の皆さんお世話様でした。 引き続きどうぞ宜しくお願い致します

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Posted by 勝倉漁業株式会社 at 14:38