2014年10月16日
台湾・九份を訪れて

今回の台湾視察の最後に訪れた台北から1時間ほどのところにある山間の町・九份。 すごくいいところだったので、視察記事の最後にみなさんにもここの雰囲気だけはお伝えしたいと思います

昔は9軒だけの村で、何を買うのにも9軒分としたとこから九份と呼ばれるようになったこの町。 その後金鉱脈が発見されて栄華を極めたが、生産量の減少に伴って衰退。 今度は映画の舞台となって脚光を浴び観光地化され、いまではノスタルジックな雰囲気を求めてたくさんの観光客でにぎわっています

この日も平日の夜にもかかわらず、九份の細い迷路のような路地にはものすごい数の人・人・人。 土日は観光客が多すぎて、交通制限なんかもあるくらいだとか。 こんなところがあるんですねえ


世界中どこの観光地をみても、やっぱり大切なのはその国・その土地の歴史と文化。
歴史や文化がその地域の財産であって、その歴史や文化にふれたくてたくさんの観光客がとずれる。 古いものを古いままにしておくのではなくて、ちゃんとしっかりと手を入れて、周辺環境やインフラなどもしっかりと整備して。 そういう地道な努力と、人を惹きつけるようなアイデア、そしていまのメディアやネットでの魅力を伝える効果的な宣伝活動

震災からの復旧・復興を目指す気仙沼でも、こういう観光地の成功例ってすごく参考になるんだろうと思いますね。 九份の街中はどこでもFreeのwi-fiが使えるのにも感心しました

今回の台湾指視察では、初めての海外出張で緊張しながらも一生懸命に対応してくれた北かつ組合事務局職員、そして現地でのあらゆるコーディネートをしていただい取引先のみなさま、そしてお忙しいなかご参加いただいた漁業者のみなさん、ほんとうにお世話様でした m(__)m
何回かに分けて台湾視察の様子を勝栄丸ブログでお伝えしてきましたが、今回台湾で撮影した約700枚もの写真すべてはお伝えできないまでも、私たちが経験した事が少しは伝わったかなと思います。 みなさん、お疲れ様でした。 また次の機会も宜しくお願いします

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:28