2019年06月20日
気仙沼市海洋プラスチック対策推進会議

もうすでに6月下旬になろうとしていますが、例年なら連日のように気仙沼魚市場を賑わせている一本釣り漁船や巻き網船による生鮮かつおの水揚げがここしばらく全くない状況が続いています

情報によると、かつお漁船団の操業海域はまだ紀州沖が中心だそうで、千葉県勝浦港への水揚げ数量もあまり芳しくなく、気仙沼への生鮮かつおの水揚げがいつになるのか予想もつきません

先日の気仙沼漁協の理事会でもこの件は大きく取り上げられて、魚問屋や仲買業者だけではなく製氷業者や製函業者、運送業者や市内の冷蔵庫や加工場など、影響がものすごく大きいですね

生鮮かつおの水揚げを心待ちにする気仙沼で、世界的に大きな問題となり日本で開催のG20でも主要議題として協議された「海洋プラスチックごみ」の問題についての対策推進会議が開催されました

鹿折地区に新しくできた気仙沼市民福祉センター「やすらぎ」には、気仙沼市長をはじめ関係部署の担当者、委員に委嘱された市内のさまざまな団体の皆さんなどが参集。 TV局も取材にきていました

気仙沼市は、遠洋・沖合漁業の根拠地として全国屈指の水揚げを誇るとともに、沿岸域では養殖漁業や定置網漁業、小型漁船漁業が営まれていて、これまで水産業を基幹産業として発展してきた街です

海洋ゴミの約9割が陸上から流出したもので、すでに1憶5000万トンもの海洋ゴミに加え毎年800万トンが増加している。 このままだと2050年には海洋ゴミが魚資源の重量を上回るとの試算もあります

「海と生きる」をキャッチフレーズに、東日本大震災からの復旧・復興を目指してさまざまな事業をすすめる気仙沼にとっても、この海洋プラスチックごみ問題は全市をあげて取り組んでいかなければならない問題。 私たち漁業界としてもできる限りの知恵を絞って対応しなければならないと感じています

気仙沼市長が議長となってすすめられている海洋プラスチック対策推進会議では、数回の会合を経て気仙沼市としての基本方針や具体的取組をまとめていくこととしています。 気仙沼から世界に向けてどのような発信ができるのかも含め、次回の会合でも委員の皆さんとしっかり協議していきたいと思います

Posted by 勝倉漁業株式会社 at
08:23